10月20日にミラノで行なわれた豪華なアイスショー「Golden Skate Awards」。
その放送が今晩あり、約2時間の放送を堪能しました。
当ブログからもリンクさせていただいている「イタリア言の葉」のchicconeriさんがご自身のブログで詳しくレポートされているので是非ご覧いただきたいのですが、chicconeriさんが愛情をこめてレポを仕上げた理由が明らかにわかるくらい、とても濃密でレベルの高いショーだったと思います。
「イタリア言の葉」by chicconeriさん
ショーについて|レポ前半|レポ後半
1部と2部にわかれての公演は午後9時に始まり、第2部の開演は夜11時過ぎ。終演は深夜1時近かったようで、開演時間についてはFSUなどでも色々と言われているみたいです。けれどまあ・・・。これだけのメンバーを集めるのって大変だったんじゃないでしょうか。
荒川静香
エフゲニー・プルシェンコ
ステファン・ランビエル
ブライアン・ジュベール
シェン&ツァオ組
サヴチェンコ&ゾルコヴィー組
デュブレイユ&ロウゾン組
デロベル&シェンフェルダー組
カロリナ・コストナー
サラ・マイアー
・・・一体どんだけお金がかかったんでしょう(笑)
chicconeriさんが書かれていますが、ISU会長のチンクワンタ氏の地元での開催ということで、ISUがスポンサーになる条件として、「世界に誇れるだけの一流スケーターを集めろ」との通達があったんだそう。一流どころか、はは、超一流でした。
大体どのスケーターも2つの演技を披露したようですが、荒川さんとシェン&ツァオ組はエキシビプログラムを2つ。その他「選手」たちの多くは今季用のSPとエキシビションをを滑っていたような気がします。10月頭の日米対抗戦で高橋大輔選手が試合後のエキシビで今季のSPを披露し大喝采を浴びた話はここで書きましたが、彼のSPを見て味わったのと似たような気持ちを、サヴチェンコ&ゾルコヴィー組の新SPを見ても感じました。
ミラースケーティングを取り入れたり、複雑なトランジションを見せたり、その斬新さ、オリジナリティに多くの選手たちが影響されていると思うんですが、毎年毎年違うものをプロデュースし続けることに脱帽です。高得点を狙うプログラムって面白みが失われるものも多いと思いますが、彼らの場合は逆で、考えることによってどんどん面白みが増してきているような気がします。
新しいエキシビション「レニングラード」も素敵な作品でした。恋愛ドラマを見るときみたく、衝動的に「きゃー!」と叫びたくなるほどのコテコテ感はあるんですが、自分、昭和歌謡曲的な演技って大好物なのです。文句なくお気に入りに追加されました。
荒川静香さんは第1部でマイケル・ボルトンが歌う「誰も寝てはならぬ(トゥーランドット)」を、第2部ではお馴染「You Raise Me Up」を滑りました。約1年ぶりくらいに彼女が滑るのを見ましたが、かなり痩せましたか?びっくりしました。しかし体調が悪いようには見えず、むしろオリエンタル・ビューティーに磨きがかかっているなぁと感嘆するくらいで、進化し続ける姿は眩しかったです。第1部で披露したトゥーランドットは特に素晴らしく、彼女の一挙手一投足に会場の空気がたおやかに動くのがテレビを通じてでも感じられました。解説者として彼女が選ぶことばのセンスにも感心させられることが多いんですが、これだけ説得力がある演技を見せられると、こちらはためいきつくしか出来ませんね。
ランビエルの新SPもスタイリッシュだったし、マイアーのSPもすごく綺麗なものでした。コストナーは新しいSPはジャンプが不発で演技後に頭を抱えていたけれど、第2部で見せた「月光」のエキシビションは演技も衣装もとても洗練されていました。マリー=フランスとパトリスは東京ワールドで滑ったFDとエキシビション。彼らの演技をみるとなんだか心が穏やかになります。
・・・とまあ、書き出せばきりがないので、取り急ぎ強烈な印象を残してくれたアリオナ&ロビンと荒川さんのことを。録画したので、来週にでもまたじっくり見ようと思います。