フランスなど、まだ最終的に決まっていない国もありますが、3月の世界選の代表発表も大詰め・・・といったところかもしれません。
まだ最終的に決定していない国のひとつにロシアがありますが、今週末、空白のままだったペア一組の代表入りが決定し、現時点で3枠中2枠が埋まりました。国内選は欠場したもののヨーロッパ選手権で2位に入ったベテラン、ペトロワ&ティホノフ組に続いて世界選出場を決めたのは、昨年11月のカップ・オブ・ロシアで3位に入賞し、センセーショナルな「ロシア代表デビュー」を果たした川口悠子選手とパートナーのアレクサンダー・スミルノフの組。

川口&スマルノフ組は11月のロシア杯で3位に入り、一気に代表の有力候補に名乗り出ただけではなく、国際的に「もっと上」を狙える組として認知されました。しかし、ヨーロッパ選手権の選考会であった国内選手権を控えた練習中、スローイングジャンプの際に足首を負傷し、大事な選考会は欠場を余儀なくされました。
足首の怪我が癒えるまでにもトレーニングは欠かさずこなしてきたそうで、今週末Tverで行われた「カップ・オブ・ロシア−ファイナル」に出場した川口組は好調な演技を披露しました。そしてロシア連盟会長のピゼーエフは大会(イベント)終了後の記者会見の中で、川口組の代表入りを明言したとのことです。
世界選手権は2003年のワシントンDC大会以来4年ぶり(?!)ですね。
しかも今回は、ロシア代表として臨む試合。開催地は地元Japan。
11月のロシア杯の際、川口選手と少しお話させていただく機会があったんですが、
「東京で開かれるんだから絶対に出たい。日本に行きたい」
と熱っぽく話してくれたのを思い出します。
シーズンの大事な時期に怪我をし、不安や焦りで潰されそうになってもおかしくない状況を乗り越え、掴んだ代表の座。
・・・ホント良かった。おめでとう!
日本代表として初めて世界選に出たのは、2001年のバンクーバー。
そして、ロシア代表としての初ワールドは、2007年東京。
2010年、夢の五輪出場を実現させるための最初の一歩が日本で・・・というのは、また特別な意味を持つことでしょうね。昔から応援してきたファンの方々の声援を受け、気持ちよく滑ってくれる姿が見られること、今からとても楽しみです。
※ロシア代表選考について
ロシアのペア代表3組目は、国内優勝のムホルトワ組の怪我から復調していれば彼らが代表に。もし無理なようであれば、欧州選代表のオベルタス&スラブノフ組が代わりに出場する、とのことです。
男女シングルはそれぞれ2枠ありますが、男子はルタイ、女子はソコロワが代表入りを決めました。男子の残る1枠はヨロ選で不調だったドブリンとグリャーツェフの間で争われるはずでしたが、グリャーツェフは病気のためこのイベントを欠場。ドブリンは出場したものの出来は良くなかったようで、まだ最終決定に至っていないようです。今週行われる世界ジュニアに出場するボロノフの出来と、グリャーツェフ、ドブリンの練習での調整具合を考慮して決定されるとのこと。女子シングルの残る1つの枠は、ヨロ選代表のイェブレバと今週行われる世界ジュニアに出場するマルティノワの間で決まるようです。