2008年01月07日 09:05
ロシア国内選3日目はダンスFD、ペア・男子FSが行われました。
ペアはSPで首位に立った川口悠子&アレクサンダー・スミルノフ組が初優勝。男子シングルは、SP1位のセルゲイ・ボロノフがFSも高得点で1位となり、こちらも嬉しい初優勝となりました。
セルゲイ・ボロノフ
−2007年11月GS仏大会E・ボンパール杯より
--------------
ペアFS最終グループの2番目で登場した川口&スミルノフ組は、最初の大技スロー4回転サルコウの着氷で転倒した際に川口選手が腕(肩)を痛めたようで、次のソロジャンプへの助走の最中に演技の中断をレフリーに求めるというアクシデントがありました。これが受け入れられ、約2分の中断後に演技を再開した川口組は、3トウループから3トウループへのジャンプシークエンス、3ツイスト、スロー3ループなどを確実に決め、大きく、そして優雅に4分半の「Love Story」を演じきりました。演技が止まってしまったことで、演技後の観客の反応はSPのときほど爆発的なものにはなりませんでしたが、ハプニングに動じずしっかり滑りきった選手としての強さは見事で、あたたかな拍手が送られました。
川口&スミルノフ組のブログが更新されましたのでリンクします。
試合後の川口選手のコメントもアリ。
2位のムホルトワ&トランコフ組は、SBSの3サルコウで男性が転倒、女性が2回転になる大きなミスが出ましたが、その後崩れることなく滑りきったのは立派でした。このFSは昨シーズンから滑ってきただけあって、演技としての完成度は川口組を上回っている、といっても過言ではないでしょう。
昨シーズンの川口&スミルノフ組は、世界選代表に選ばれたものの国内選は怪我のため欠場。そして組んで2シーズン目の今季はロシアチャンピオンに輝きました。レベルの高いロシア国内を制し、2週間後には初めてのヨーロッパ選手権に挑みます。ロシアチャンピオンとして誇り高く、華やかな演技で魅了してくれることでしょう。
------------
男子シングル優勝のセルゲイ・ボロノフのFSも見事でした。
ルッツ、フリップを省き、「絶対に3アクセル、4回転を入れなければいけない」というリスキーなFSでしたが、最初の4回転トウループをきれいに着氷し、2度の3アクセルも踏ん張り、充実した演技内容で、終わってみれば150点を超える高得点。地元ペテルブルグの会場を沸かせました。何よりも感心させられたのは彼の音楽表現。優美さと力強さの両方を持ってタンゴを滑るというのは、そう簡単なことではないような気がします。1994年リレハンメル五輪男子シングル優勝のアレクセイ・ウルマノフがボロノフを指導していますが、演技後のキス&クライでは、教え子以上に彼のほうが興奮していたような気がします。
そういえばウルマノフ氏。
11月のE・ボンパール杯でも、弟子のボロノフが2位に入ったことがとても嬉しかったようで、こんな姿が目撃されました。
川口&スミルノフ組同様、ヨーロッパ選手権へは初めての出場となるセルゲイ・ボロノフ。この後すぐに試合に向けての調整に入るのでしょうが、初タイトルと新年を祝って少しくらいハメを外しても許されるんじゃないでしょうか。
・・・といいつつも、明日予定されているエキシビションで、二日酔いの選手は見たくないですね(笑)







コメント
おロシア人 | URL | -
嬉しいnewsですね!ボロノフ選手は東京のワールドで印象的だったのを思い出します。
悠子ちゃんとスミルノフ選手、本当に良かったわ〜。スウェーデンへ行きたくなりました。
( 2008年01月07日 14:04 [編集] )
コメントの投稿