2007年11月14日 08:58
そういえばスケートカナダ、中国杯については全く書いていませんでした。
書いていなかったからといって試合を見ていなかったわけじゃなく、その逆で、ロシア語での放送をネットで見ていました。
タチアナ・タラソワ解説の放送を・・・。
リアルタイムで・・・。
ほぼ全カテゴリー・・・。
こんな真面目に観戦するなんて、滅多にないですからねぇ。
長丁場の選手権で全日程全選手の演技を制覇するなんてしたら、ぶっ倒れます。
事実自分にとって最初の生世界選手権となった2001年バンクーバー大会は、アイスダンスCDとODの前半を除いて全て見ました。で、試合終了の翌日・・・。
ホテルの部屋で倒れて救急車で運ばれました(泣笑)
過労で極度のミネラル不足。
それで痙攣を起しちゃったみたい。
「みたい」ってのは、自分では覚えていないのです。
気がついたら救急車から降ろされるとこだった・・・という感じ。
海外旅行保険に入っていたから良かったものの、救急車代、その他治療費、半日の入院費でかなりの額を払わなきゃいけないところでした。「大丈夫」と思っても念のために入っておいたほうがいいですよ。
脱線脱線。
さて、グランプリシリーズもアメリカ大会、カナダ大会、中国大会と3戦が終わりました。今週はフランス大会。「エリック・ボンパール杯」が16日(金)、パリで開幕します。日本からは浅田真央選手、澤田亜紀選手などが出場。真央選手は第2戦のカナダ大会で優勝していますから、パリでもいい演技をしてサクっとグランプリファイナル進出を決めて欲しいところ。澤田選手はGSシリーズは2シーズン目ですね。今季はまだあまり調子が良くないと聞きますが、焦らず自分のペースで、滑って欲しいです。
GS前半のまとめ、というか自分の感想を少し書いておこうかと思います。
■女子シングル
第1戦のアメリカ大会には安藤美姫選手が登場。初日のミスが響きFSで追い上げるも総合では2位と少し残念な結果でした。優勝はキミー・マイスナー。昨シーズンの世界ジュニアチャンピオンで今季がシニアのGSデビューのキャロライン・ジャンが3位に入りました。
いつの時代もそうだと思うんですが、才能ある新人が出てくると、優勝者そっちのけで期待の若手の話で持ちきりになったりしますね。クワンが出てきたときも、スルツカヤが出てきたときも、リピンスキーが出てきたときもそうでした。
昨シーズンから既に大きく取り上げられてきたキャロライン・ジャンですが、シニアの試合の注目度ってジュニアのときのものとは比較にならないもので、一気にスター選手の仲間入りをしたような気がします。彼女の持ち味は驚異的な柔軟性。その柔らかさが最大限引き出さる「パールスピン」は彼女の一番のセールスポイントですね。スケートアメリカのときのプロトコルを見てびっくりしたのは、そのスピンでレベル4を獲得するだけじゃなく、全てのジャッジがGOEでプラス3の評価をしたということ。新採点方式になってから全てのジャッジからプラス3の評価を得た選手っていたでしょうか。本当にびっくりしました。
ジャンプには課題が残されていて、アメリカ大会ではフリー演技でかなりダウングレードされ、思うように得点を伸ばせませんでした。正直彼女のジャンプはキレイと思わないんですが、第3戦中国杯での演技を見て感心させられました。感心したというか、若い選手の吸収力と世界を狙う野心に驚かされた、という感じでしょうか。ダウングレードされないためのジャンプ、ただ降りるだけじゃなく、「しっかり降りる」というひとつ上のレベルの試合運び。アメリカ大会3位、中国大会2位で、ファイナル進出のチャンスがあります。今季はまだシニアの選手権の出場資格はありませんが、来季の世界選ロサンゼルス大会では一気に上位に食い込んでくるんじゃないでしょうか。
真央選手のカナダ大会の演技も素敵だな、と思いました。
SPはミスが出てしまいましたが、演技そのものの質の高さは際立っていたと思います。FSでもトリプルアクセルこそ封印しましたが、タイトルを狙う意気込みがその演技から十分伝わってきました。この演技を完璧に滑ったら・・・と今からワクワクしています。
今週真央選手との一騎打ちになりそうなキミー・マイスナーも、いいプログラムを作ってきたな、と思いました。特にSPですが、「自分の好きな曲だから」という主観もありますが、惹きこまれました。FSにはまだ改良の余地アリのような気がしますが、シーズン最後の試合に向け、着実に調整してくることでしょう。
中国杯に登場したキム・ユナの演技も素晴らしかったです。苦手のトリプルループをFSに入れるなど技術的にも充実しているのがうかがえました。
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・・・と、自分にしてはかなり真面目に書いたつもり。
けど、真面目じゃない話もちょっとはしなきゃいけないような気もするのです(笑)
いや、先週末の中国杯ですが、女子フリー。凄まじい試合展開でしたね。
相方からだったと思うんですが、聞いた話では、女子FSで出場12選手から産出(!)された転倒の数は25回だったとか。オーマイガー。東京世界選に出場したアリサ・シズニーはひとりで4個と、平均値を上げるのに大活躍なコケっぷり。確実に「記憶に残る選手」のひとりだと思います。
余談の余談。
転倒しても笑顔で滑る姿が印象的なシズニーですが、リンクの外でも常に白い歯スマイルなんじゃないか、と思います。昨年のロシア大会、ホテルのエレベーターで一緒になったんですが、ニコっと笑顔。ちょっとときめきました(笑)。そして試合翌日。フランクフルトまでのフライトも一緒でしたが、チェックインに並ぶ列の彼女は、朝5時の人間とは思えないほどの爽やかさでした。
以来、彼女を密かに応援しているのです。
自分にないものに対する憧れ・・・そんな感じ。
ヘンな話「上手く滑って欲しい」と願うんじゃなくて、「コケてもコケても笑顔で滑るいじらしい姿が見たい」っていう、選手にとっては有り難くない応援スタイル。だから「密かに」なのです。ブログで書いてちゃ意味なしだけど。





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