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「ただいま」には遅すぎるけれど

2007年02月02日 23:03

 ワルシャワから戻ってきたのが月曜の午前中ですから、随分と間があいてしまいました。ウェブはチェックしていたんですが、正直、「スケートはおなかいっぱい」という感じで、もっぱらスケートとは全く関係ないサイトや、友人のブログ、1週間のニュースのおさらいなどに充てていました。


 そして、帰国した翌日に実家から荷物が届いたことも「プチ・スケート離れ」の原因でして、約一ヶ月遅れの紅白歌合戦、そして大晦日ではなくその前日に行われたらしいレコード大賞のビデオに見入る日が3日ほど続きました。どうでもいいけれど、アンジェラ・アキ。素敵なアーティストですね。情感溢れる歌唱はもちろん、ことばの選び方のセンスに惚れました。機会があれば是非アルバムも聴いてみたいです。


 さて、ワルシャワでの1週間は充実したものでした。現地でお話させていただいた日本から来られたファンの方々、楽しいひとときをありがとうございました。Gさん、どら焼きと柿ピーをありがとう。どら焼きはいただいた夜に全て胃袋に消えました。Aさん、黒ごまクッキー美味しかったです。


 今回は狂信的に応援するスケーターがいたわけではないので、ストレスを感じることはほとんどなく、かなり気楽に観戦することが出来ました。ヨロ選直前にフレデリックと少し話したんですが、彼自身、不思議な感じがしていたそうです。


 「自宅で友達の応援をするなんて2001年以来」
 「僕の代わりにブライアンとアルバンの応援をしてきてよ」


 っていうものでしたが、
 「ポンセロを忘れてないか?」
 と突っ込みを入れたくなっちゃって。
 まぁ・・・色々とあるんでしょうね(苦笑)


Yannick PONSERO

 そのヤニック・ポンセロですが、初めて生で見る選手だったので、楽しみにしていました。滑り的には正統派に分類されると思うし、どこかフレデリックに通ずるものも持っていると個人的に感じています。4回転も持っているし、素質的にはブライアンにひけをとらないものも備えていると思う彼ですが、今後の課題はメンタルな部分。そんな部分もフレデリックと似てるとも言えるかもしれません(笑)。東京にはこのヨロ選の3人が派遣されると思いますが、初めてのシニアの世界選手権、ビビることなく挑んで欲しいものです。


 フランスのアイスダンスの関係者は今回、ウホウホの結果となりました。
 事実、FDが終わった日の夜は、深夜1時を過ぎてもバーの仏チームエリアはかなりエキサイトしていて、ダンス2組を指導しているザズイ氏が氷上ではなく陸上で踊りまくる姿も見られました。プレオベールのコーチとしてだけではなくフランスのテレビ局の解説としてワルシャワに来ていたフレデリックの恩師、アニック・デュモンともいろいろと話しました。今大会の仏チームの成績は満足出来るものと彼女。お酒が入ってるからか、いつも以上に饒舌でした。まだ女子FSが次の日に残されているにも関わらず、チームは既に「祝勝会」ムードに突入していたような気がします。アン=ソフィー・カルベズ。来年もっと頑張りましょう。そうしたら宴会は土曜の夜まで待ってもらえるはず。


 優勝のデロベル&シェンフェルダーに関しては今更言うまでも無く、多くのサイト・ブログで祝福の声がきかれます。個人的に危惧していたのは2番手のカップルがどこまで食い込めるかでしたが、妖艶なタンゴ(OD)、そして情感たっぷりのFDと、いい意味で予想を裏切られる演技に心底感服しました。手を骨折したためにワルシャワを欠場した国内2番のペシェラ&ブールジャーにも好感を持っているんですが、ワルシャワで健闘したカロン&ジョスト組の(※この組としては-男性は2003年にロクサン・ペトタンと組んで世界選に出場しました。カップルは2004-05シーズン中に解散しました)初のワールドも見てみたい気がします。


Pernelle CARRON / Mathieu JOST


 


 アイスダンスではFD当日にアクシデントがいくつかありました。
 まず、ハンガリーのノラ・ホフマン&アッティラ・エレック組。


 今季の彼らはニコライ・モロゾフのアドバイスを受けるようになり、キス&クライにもモロゾフの姿が見られました。素晴らしいODを滑り初の一桁の順位を獲るのは間違いなしの展開だったのが、FD当日の朝の練習で男性のエレックが怪我をし、棄権を余儀なくされました。なんでも転倒した際に男性が足首を骨折したようで、救急車で病院に運ばれたとのこと。リンクで痛みに喘ぐパートナーの姿に動揺し、棄権が決まったときにはショックで涙が止まらなかったらしい女性ホフマンを、アゼルバイジャンのクリスティン・フレイザーらが慰めていたようです。エレックの怪我は残念ながら軽いものではなく、東京の世界選手権もほぼ無理のようです。


Nora HOFFMANN / Attila ELEK
 写真はオリジナルダンスから。


 ソルトレイクの翌年にシニアデビューし、外見からくる「2人のバランス」をよく指摘されていて、トリノ後にはチーム解散も噂されましたが、彼らはパートナーシップを解消することなく今季トレーニングに励んできました。その成長ぶりはダンスに精通しているわけではない自分にもすぐにわかるほどで、それだけに今回のアクシデントは気の毒です。最大の目標であった世界選を諦めなければいけなくなったこの状況は可哀想としかいいようがありません。まずは彼の怪我が早く癒えることを、そして2人の滑りがまたいつかどこかで見られることを願いたいものです。


 FDではイタリアからの2組にアクシデントがありました。最初に登場したカッペリーニ&ラノッテ組は終盤、ミッドラインステップの中ごろで男性が後ろ向きにバランスを崩し転倒。総合では8位に入ったもののFDだけでは11位という得点で、初めての欧州選はほろ苦いものとなりました。しかし演技自体はバンクーバー後のチャンプ候補というように、可能性を感じる新鮮なものだったと思います。ベテランの域に入ってきたファイエラ&スカリは中盤のストレートラインのリフトで大きく転倒しました。男性を逆さまにリフトするオリジナリティがあるものでしたが、女性がバランスを崩してしまい、男性は頭から落ちてしまうハプニングでしたが、大事には至らず演技を続ける彼らを後押しする拍手がしばらく鳴り止みませんでした。ファイエラ組が6位、カッペリーニ組が8位ということで、確実視されていた来季の3枠は叶わなかったのが残念ですが、まずは東京ワールドでリベンジしたいところですね。


※FDでのハプニングについて、miriamさんのブログのこちらの記事にTBさせていただきました。


 


 書くまでに気持ちをスケートモードにするのに少し時間がかかりましたが、一旦書き出すと1週間で感じたこと、考えたことが、連鎖反応のように次から次へと頭に浮かんでくるものですね。世界選までまだ時間がありますから、写真を整理しつつ、ワルシャワでのことをここに記録出来ればと思います。とりいそぎ今回は「生存報告」ということで。皆さんどうぞよい週末を!

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コメント

  1. 黒子 | URL | JalddpaA

    Re: 「ただいま」には遅すぎるけれど

    そういえばポンセロはまだコーチは前年度から
    変更してないですよね?……

    私2年くらい前から、毎度大会があるたびにトップ候補に入れてたんですが
    最近はもはやそれもしなくなりそう…

    アニック・デュモン女史も毎年毎年教え子の出る大会の解説をやり続けるのって
    どうなんでしょうね(笑)
    日本じゃ考えられないことだから何か気になる私(笑)

  2. miriam | URL | QjtTlS4.

    Re: お疲れさまでした

    こんばんは!観戦お疲れさまでした。

    Hiroさんは、ポンセロの演技を生で観るのは、初めてだったんですね。今シーズンは、プログラムの印象からなのか、私もダンビエ先生に似てるところがあるかも、って思ってました。帰宅してから、録画しておいたテレビ放映を観たところ、解説の宮本くん(ザズイ門下の元アイスダンサー)が、SPでもフリーでも、エッジさばきを褒めていましたね。

    イザベル達の優勝もそうですが(笑)、キャロン&ジョストの健闘も予想以上でした。出発前は忙しくて、ほとんど情報収集せずに現地へ行ってしまったので、ジョストの姿を初めて見たとき「げっ!ナタリー&ファビアンは欠場なんだわ」と、ちょっとがっかりしたんですが、演技を見て「あれ…?なかなか良いかも」と思い直しました(笑)。特にODでは、女性が綺麗に踊ってたと思います。

    ノラ&アッテラ、来シーズンまた元気な姿を見せてほしいですね。

  3. GILA | URL | /DnOSl.6

    お疲れ様でした!

    Hiroさん、こちらこそショートブレッドをありがとう。
    家族にも好評です。

    アッティラのケガは、目の前で見ていたので、ショックが大きかったですね。
    練習の滑走が、ノラ&アッティラの後だった二組(フレイザー達とカッペリーニ達)が本番で転倒したのも、その影響が少なからずあったのかな・・・なんて憶測してしまいます。
    ノラ&アッティラが東京に来れないのは本当に残念ですが、来シーズンには復活してほしいですね。

    個人的には、ファビアンが来なかったこともショックだったのですが、キャロン&ジョストもOD・FDともにステキなプログラムでしたね。
    OD時、私の隣の席でイザベル&オリビエの応援をされて、うるさかったのが一番印象的でしたが(笑)。

    写真を拝見できるのを楽しみにしていますよ~。

  4. Hiro | URL | .9hIDec.

    Re: 「ただいま」には遅すぎるけれど

    レスが遅くなってしまってごめんなさい!(>_<)

    ▼黒子さん
    フランス男子の3人目、ひょっとしたらコンテスティになるのでは、
    という噂です。

    ・・・コンテスティ・・・(以下自粛)

    ポンセロはディディエ・ルシーンについていますね。
    今回モナコ代表で出ていた女子選手もルシーンについていて、
    女子SPのときにはビデオカメラを抱えたポンセロを相方が
    見かけたようです。リンクメイトの演技を収めておこう、
    ということだったみたいです。
    (ユーロスポーツではしっかり放送されてたんですけどね・笑)

  5. Hiro | URL | -

    Re: 「ただいま」には遅すぎるけれど

    ▼Miriamさん
    お疲れさまでした~。
    モスクワに続いてお会いすることが出来て嬉しかったです。
    充実した観戦の旅になりましたね。
    行ったワルシャワは忘れられない地になったことでしょう(^^)v

    ポンセロは2004-05シーズンの世界ジュニアの放送で
    初めてみたんですが、スピンの上手さとスケーティングのきれいさに
    びっくりしたのを覚えています。今回の演技でもジャンプスピンの入り
    だったり、キャメルスピンのポジションだったり、工夫された上に
    質が高いもので、とても感心しました。
    メンタル面を強化して、来シーズンまたいい演技を見せてくれると嬉しいです。

    ノラとアッティラの怪我は本当に気の毒です。
    めげずに来年戻ってきて欲しいですね。
    今季、怪我に泣くカップルが多いような気がします。
    最後のシーズンになるはずだったチャイトたちも東京は欠場を
    決めたようですが、もう1年残って競技を続けるようですね。

  6. Hiro | URL | .9hIDec.

    Re: 「ただいま」には遅すぎるけれど

    ▼GILAさん
    毎回同じお土産になっちゃってゴメンねー(笑)
    この前新しく「名物」になりそうなチョコを見つけたので、
    今度の試合にはそれも加えて持っていきますね。
    ジャマールにも好評です(^^ゞ

    ノラたちのアクシデント、目の前で見てたんですね。
    他のファンが撮影した写真を見たんですが、
    氷上に横たわるアッティラはもちろん、動揺している様子の
    ノラの姿が本当に可哀想でした。今季ホントに上手になったと
    思ったし、FDでも素敵な演技を見せてくれるはずと思っていたので
    とても残念でした。来年頑張って欲しいですね。

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