スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヨーロッパ選手権-Preview

2007年01月21日 21:24

 えーっと、明日出発です。
 午前9時45分発の便なので、自宅は7時半くらいに出る予定です。


 ここからワルシャワまでは約3時間のフライトです。
 直行便があるのが嬉しいですね。
 ここに住む外国人で一番の割合を占めるのがポーランド人なんですよ。その次は中国かな。日本人はずーっと下。ポーリッシュ人口が多いせいかこことポーランドを結ぶ便が増えて、首都だけじゃなくてワルシャワ以外の都市へも飛んでるみたいです。成田や関空へまっすぐ行ける便は、望めそうにありません(苦笑)


 さて、本題へ。
 ヨーロッパ選手権、競技は23日(火)に始まります。


ブライアン・ジュベール



 以下、各カテゴリーの簡単なプリヴューです。

■男子シングル
 大会直前に世界選2連覇のステファン・ランビエールが欠場を表明し、一騎打ちが予想されたブライアン・ジュベールの3年ぶりの優勝は確実視されています。試合の展開としては面白みに欠けますね。


 表彰台争いに絡んでくるだろうと予想されるのは、今季初めて国内のタイトルを獲得したアンドレイ・グリャーツェフ(ロシア)、GSフランス大会では4回転サルコウを着氷して表彰台にあがった僚友セルゲイ・ドブリン、グランプリファイナルに進出したフランス2番手のアルバン・プレオベールなど。ベルギーのケビン・バンデルペレン、フランス3番手のヤニック・ポンセロ、チェコのトマシュ・ベルナーなども実力を出せれば表彰台のチャンスがあるでしょう。


■女子シングル
 今季はロシア杯で優勝、初めて進出を果たしたグランプリファイナルでも表彰台に上がるなど評価がうなぎのぼりのサラ・マイアー(スイス)と、怪我から復調してきて先日の国内選では好調なFSを滑ったカロリナ・コストナー(イタリア)との一騎打ちが予想されます。ふたりともミスなく滑れば、持っている技術力から判断してコストナーに軍配があがるのではと思われますが、彼女の課題は安定性。いくら凄いジャンプを持っていても試合で決められなければ「強い選手」とは呼べません。その点マイアーは(現時点では)3+3などの大きな技は持っていないものの、プレッシャーの中確実に決められる精神力を身につけました。優勝候補として臨むプレッシャーは初めてでしょうが、自分の力を発揮出来れば優勝は夢ではありません。


サラ・マイアー


 この2人を追いかけるのは、エレーネ・ゲデバニシビリ(グルジア)。昨年シニアデビューし、リヨンの欧州選では衝撃的なSPで世界的に名を売り、トリノ五輪でもFSで最終グループに残るほど評価が急上昇しました。しかし今季はロシアとグルジア間の政治的な問題で練習環境に問題が生じ、予定されていたGS2試合も欠場するほどダメージを被りました。現在はアメリカに移り、オクサナ・バイウルを育てたガリナ・ズミエフスカヤに師事し始めましたが、移って間もない状況でどのくらい精度の高い演技を見せるか注目です。その他、今季はGS中国大会で優勝した元ヨーロッパチャンピオンのユリア・セベスチェン(ハンガリー)、2シーズン前の銀メダリストのスザンナ・ポイキヨ(フィンランド)らの間で表彰台争いが繰り広げられそうです。


■アイスダンス
 「D&S」が3組表彰台に上がりそうです。ブルガリアのデンコワ&スタビスキー。フランスのデロベル&シェンフェルダー。そしてロシアのドムニナ&シャバリン。順当にいけば世界チャンピオンのデンコワ組が初のヨーロッパのタイトルを獲得するでしょうが、今季ロシア組の成長は目覚しく、昨シーズンまでは追い越せなかったフランス組、そして五輪2位のアメリカ組に勝つまでになりました。ナフカ&コスタマロフが現役を退き、ロシアのエースとしての自覚も芽生え、トップ選手としての風格も漂い始めました。フランス組は既に2度五輪を経験し、ベテランの域に入りましたが、世界選やファイナルでのメダルには一歩届かない状態が続いています。北米勢が加わる東京世界選でメダルを獲得するためにも、この大会でロシア組に勝って評価を固めたいところです。


イザベル・デロベル&オリビエ・シェンフェルダー


 4位以下の争いも熾烈になりそうです。ロシア2番手の座を手にし今季補欠ながらファイナルにも進出したホフロワ&ノビツキー、イギリス出身の人気者ケア姉弟組。イタリアからはファイエラ&スカリと、ジュニアでは既に評価が高く、今週地元トリノで行われたユニバーシアードでもタイトルを獲ったカッペリーニ&ラノッテ組が出場します。カッペリーニ組は初の欧州選でトップ10も夢ではありません。フランスから出場予定だったペシェラ&ブールザーは女性が手を骨折したようで、国内3番のカロン&ジョスト組が代替出場となります。来季のヨロ選3枠獲得は厳しそうです。


■ペア
 国内選に出場しなかったことで当初補欠としてエントリーされていたペトロワ&ティホノフが出場することになり、優勝争いが面白くなりそうです。優勝候補筆頭はサブチェンコ&ゾルコヴィー(ドイツ)。ミラースケーティングを取り入れるなどオリジナリティある演技でデビューし、プログラムの緻密さ、基礎力の高さで一気に世界トップクラスにのぼりつめたこの組にとっては初めての大きなタイトルのチャンス。今季は独創性を全面にアピールするのではなく、クラシカルな動きをどれだけクリーンにこなすか、そして技術力向上に意欲的に取り組み、トップに行くための技術も世界メダリストたちにひけをとらないものになってきました。クリーンに滑れば結果はついてくるはずです。


アリオナ・サブチェンコ&ロビン・ソルコヴィー


 対抗するペトロワ&ティホノフは今季、競技以外の部分で忙殺され、特に12月は充実したトレーニングをすることが出来ず、精神的にも肉体的にも準備が整っていないようです。女性のペトロワの気持ち(モチベーション)も疑問視され、タイトルを狙いに行くだけの演技を見せられるかどうかも不安要素のひとつ。国内選で優勝したムホルトワ組に怪我が出たことで、今大会のロシア勢は苦戦を強いられるような気がします。


 その他注目されるのは、ウクライナのボロソジャー&モロゾフ、そしてポーランドのザゴルスカ&シュデク。引退を先送りにした理由が地元でのこの大会でしょうから、試合に臨む気持ちは特別なものでしょう。地元ファンの前で表彰台にあがることが出来るか、クリーンな演技に期待したいものです。


==================


 今週は寒気が入り込み、かなり冷え込むらしい現地。
 体力が少し落ちているのが今風邪っぽい自分ですが、現地で悪化させないよう、無理のないペースで見てこようと思います。もう若くないんだから・・・という意地悪な友人の声、確実に聞えます。


 現地からもレポートを入れる予定です。モスクワも大丈夫だったけど、今回の宿もワイヤレスが設備されてるみたい。まあ、あんまり期待しないで待っててくださいね。


 では、行ってまいります。
 皆さんもどうぞよい1週間を!

スポンサーサイト


コメント

  1. エマ@ケータイ | URL | ihMNMLjo

    行ってらっしゃい!

    片道3時間!
    いいな~。日本からもそれ位のフライトだったら、行きたかったですよ。
    たしかに男子のトップ争いは寂しくなってしまったけど、
    生で観るだけでも楽しそう。
    ダンス、ペア、女子はトップ争いも面白そうだし!
    新たなお気に入りが見つかるかもだし。

    無理せず滞在中はよく寝て、体調戻してください。
    観る側も体力勝負ですよー。

  2. おじさん | URL | 9taXheyg

    Re: ヨーロッパ選手権-Preview

    ワルシャワのヨーロッパ選手権をご覧になるということなので、グルジアのElene Gedevanishvili選手についての報告も期待しています

    ご承知のように最新のISU公式プロフィールによれば Elene Gedevanishvili選手は12月よりUSAを練習拠点としています。
    She left Moscow where she had trained for years in fall 2006, because her mother had visa problems and went back to Georgia. She relocated to the USA for training in December 2006.
     last update:19.01.200722:05:18

    貴プログ過去記事によれば練習拠点をエストニアに移した
    http://patinaggio.blog69.fc2.com/blog-entry-31.html#more
    との話がありましたが、Wikipediaや日本の外務省の海外情報でエストニアのことを調べると、Elene Gedevanishvili選手の練習環境&生活拠点としてどうか?・・・という点が出てきて心配になっていたのです。

    エストニアもロシアとの紛争を抱えています。
     1)ロシアとの国境紛争
     2)ロシア語系住民へのエストニア語の強制問題
    特に2)はグルジア語とロシア語しか日常的には使っていないであろうElene母娘にとって躊躇するところではないか・・・いくらエストニア国内で英語同様にロシア語がほぼ通じるとはいっても・・。エストニア語はロシア語とは全く別系統の言語とのことですし・・・

    コーチまで紹介してくれるモスクワの恩師の有り難い提案ではあるものの、エストニアの選択肢は無かったと推定されます。別の理由であったかも知れませんが、エストニアは選びませんでした。

    逆にUSAではロシア語圏出身のコーチは多くいるでしょう。
    現に日本の2トップ・・・浅田真央選手はロシア人、安藤美姫選手はベラルーシ(言語はロシア語に近く且つロシア語が準公用語)出身のコーチ・・・

    競技会に参加している世界の現役女子で3回転-3回転の連続ジャンプを安定して跳べるのは10数名位と思いますが、その少ないうちの一人ですので、USAから誘いあるいは援助の申し出は色々とあったでしょう。

    ご承知の通り彼女は退去騒動の最中、10/11-14にウィーンで開催されたKarl Schaferメモリアルに参加し優勝しています。

    心配するとすれば10月から12月にかけて本格的には練習が出来ていないことです。You Tube が大嫌いということでなければ、10月~11月のいずれかに放送されたフジTVニュース映像をご覧下さい。通常のインターネット環境なら世界中のどこでも見えると思います。
    http://www.youtube.com/watch?v=kIHL4Go5xxM
    http://www.youtube.com/watch?v=EikpZzaMrJM
    グルジアに戻って小さい市民スケートリンクで健気に練習している姿が映っています。

    参加の可能性ですが、ISUの公式プレビューでも注目選手の一人として記載されていますし、ISU公式プロフィールの最新updateが1月19日なので、心配は無いと思います。

    ISUのヨーロッパ選手権公式プレビュー
      (NHK杯が同じ欠場だったコストナー選手と一緒に記載)
    ISU European Figure Skating Championships 2007, Preview
    18 Jan 2007 09:50
    ................
    The dark horse in the race is defending European bronze medallist Carolina Kostner of Italy, who was unable to compete in the Grand Prix series due to injury. Another surprise might come from Elene Gedevanishvili (GEO), who placed 5th at Europeans last year. The 17-year-old missed the Grand Prix series as well.

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://patinaggio.blog69.fc2.com/tb.php/258-d859e0a0
この記事へのトラックバック


Recent Entries


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。