スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロシア国内-A・グリャーツェフ初優勝

2007年01月07日 23:41

 ロシア国内選手権の最後のイベントだったのでしょうか。
 昨晩遅く、男子FSの結果が出たときには、妙に感慨深くなりました。
 SP2位のアンドレイ・グリャーツェフが、首位との差7ポイント弱をはねかえし、最終的には約5ポイントの差をつけて逆転。嬉しい初優勝となりました。


Andrei GRIAZEV


 グリャーツェフは2003-04シーズンの世界ジュニア王者。
 そのときに優勝を争ったのはアメリカのエヴァン・ライサチェク。
 ライサチェクは2001年頃からジュニアの国際舞台で活躍。同時期に世界に飛び出し、2002年シーズンにはジュニアの世界チャンピオンに輝いた高橋大輔選手とは今、トップを争う、見ていてワクワクするライバル関係が構築されていっているような気がします。

 詳しい事情は知りませんが、昨シーズンの国内選は9位と惨敗。ヨーロッパ選手権には派遣されず、つまりは目標だったはずのトリノ五輪の最終選考にすら加えてもらえない結果となり、とても悔しい思いをしたはずのグリャーツェフ。トリノの後、プルシェンコの欠場をうけて急遽カルガリーの世界選手権には代替参加となりましたが、調整不足からか17位という結果に終わりました。


 11月のロシア杯で久々に彼の演技を見ましたが、まだ戸惑いを感じながら滑っているような印象を持ちました。ミスが出たSPの後、笑顔を作りながらファンに挨拶をする姿が痛々しかったのを覚えています。


 それから一ヶ月と少し。どんな練習をしてきたのでしょうか。
 昨晩のFSでグリャーツェフは一世一代ともいえるパーフェクトな演技。
 念願のタイトルを獲得しました。よかったね。


 個人的に、彼の表情での氷上(ギャグ狙ったわけじゃないよ)だったり、特にミスが出始めた後の態度だったり、正直好印象は持っていませんでした。「生理的に受け付けない」の一歩手前までいったほど嫌いだったのは、”ガッツポーツの多用”でした。一時期ヤグディンがB・ジュベールのアドバイザーを務めたことが原因(理由)か、ジュベールの踏むステップが「ヤグディンのコピー」と揶揄され批判もされていましたが、僕からしてみればグリャーツェフのほうがよっぽど「ヤグディン2号」じゃないの、と。


 そう思った時期もあったんですよ。懐かしい・・・。


 ライサチェクは2年続けての世界選メダリストに。そしてトリノでは4位。
 高橋くんは、トリノシーズンに急成長をみせ、五輪を経た今季の評価は昨年以上。
 NHK杯、GPF、そして先日の全日本と、どんな場面でも力を発揮出来る、「信頼出来るスケーター」の域に達してきたように思うし、地元での世界選の表彰台も射程範囲内なんじゃないでしょうか。


 そこに、かつて競ってきたライバルが戻ってきたら、よりエキサイティングな試合が見られることでしょうね。特定の選手を応援するファンの方にしてみたら、ライバルが増えることでの不安もあるでしょう。僕自身嫌というほど経験してきましたから(笑)。


 けれど、スケート競技を楽しむ上では、ライバルが多ければ多いほど、そして実力が接近した選手がそれぞれベストの状態で挑むときほど、鳥肌が立つような演技を目撃する機会が増えることでしょう。そう考えると、今回のグリャーツェフの優勝は、ロシア国内だけではなく、世界の男子フィギュアの流れに変化を与える結果となるんじゃないか、と思いました。


※ちなみに、僕が密かに期待していたS・ドブリンは総合3位。
 ワルシャワの枠は3つだったはずですが、世界選への切符は2枚。
 今後のロシア男子代表争いは、どんな展開になるんでしょうか。

スポンサーサイト


コメント

  1. 黒子 | URL | JalddpaA

    Re: ロシア国内-A・グリャーツェフ初優勝

    信じられないです、今回の全露選手権。
    ロシア代表選考は従来一発選考ではありませんから、
    欧州選手権次第で入れ替えがあると踏んでいますが、
    その欧州選手権の代表も…そこはいちおう上位から選ぶだろうとは思うのですが。

  2. おロシア人 | URL | -

    ロシア選手が強くないとなんとなく寂しいですよね。
    エキサイティングな試合に自分が立ち会えることは、スケートファンにとって本望ですから、東京でのワールドが素晴らしい試合にたることを今から願ってやみません。

  3. ニルギリ | URL | -

    Re: ロシア国内-A・グリャーツェフ初優勝

    私も…男子シングルに限らず、ロシアに超目玉がいない今の状況って…子どもの頃からフィギュアスケートを見てた身にはぴんときませんね。
    昔から北米の選手の情報って何となく知ってましたが、ロシア&旧ソ連の状況はわからないことが多くて、ケリガンVSハーディングの騒ぎの時も、新星のごとく現れたウクライナのバイウル選手が金メダルをかっさらっていった…みたいなイメージが、私にはあるんですよ。単に知らなかっただけなんですが、明るく親しみやすい感じの北米の選手に対し、クールでストイック(に見えた)なダークホースって感じで、それもオリンピックの度にメンバー一新!怖い、すごいと思ってました。
    選手のリアルな情報が入る今では考えられないですね(笑)。

  4. Hiro | URL | .9hIDec.

    レス遅くなってしまってごめんなさい!

    ▼黒子さん
    ヨロ選のペアのロシア代表、どうなっちゃうんでしょう。
    五輪の後のシーズンってこうなっちゃうもんなんでしょうか。
    ソコロワも今季、絞りきれてないですしねぇ(^^;

    ▼おロシア人さん
    今ハタチから23-4くらいの男子って
    体力的には怖いものなしでガンガン滑れる時期じゃないか、
    と思います。体力的な力にメンタルな強さも加われば、
    いいスケートを見られる機会が増えそうですね。

    ▼ニルギリさん
    懐かしいですね~。
    バイウルの優勝、衝撃的でした(笑)
    ケリガン、ボナリー、陳露、そして佐藤有香さんの中で・・・
    と思っていたところにいきなりバイウルがという印象でした。

    カップル競技では「やはりロシア」な部分ってあるでしょうし、
    実際今季のドムニナ組の成長は目を見張るものがありますね。
    ヨロ選のタイトル争い、デンコワ組もウカウカしてられない
    存在になってしまいましたね。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://patinaggio.blog69.fc2.com/tb.php/253-53fbabce
この記事へのトラックバック


Recent Entries


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。