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ヨン・ガルシア-トリノを狙って

2005年03月25日 02:37

 世界選手権が始まる直前でしたが、スペインよりとある問い合わせメールが届きました。

「ヨン・ガルシアについて書いた記事を今月中旬の新聞に掲載する予定。その中で写真も数枚掲載したい。彼本人に打診しようにも彼、彼のチームは既にモスクワ入りし、連絡がつかない。貴方が撮影した2003年ウィーンでの試合での写真を使わせてもらいたい。お返事プリーズ」

 というわけで、具体的に指定のあった2枚をスキャンし直しメールに添付して送付しました。世界選手権期間中に記事になるとのことだったけれど、掲載紙が今週アタマに届きました。ヨン・ガルシア、パンを齧ってます(笑)。

 

 今シーズンは数年ぶりに国内選手権で破れたヨン。
 1月の欧州選手権には優勝選手が出場しましたが、3月モスクワでの世界選手権にはヨンが派遣されました。スペインではこういうエントリー・スタイルが取られているんだそう。1月にトリノへ派遣された選手には、かつてのスペインチャンピオン、マルタ・アンドラーデが付き添っていました。

 モスクワでのヨンは、昨年同様予選落ち。SPには進めませんでした。振り分けられたグループもちょっと運がなかったかな。まあ、正直厳しかったと思いますが、コンポーネントなどはそれなりに評価されていたと思います。今回予選落ちしたことで、スペイン男子は五輪枠を獲得するため、最終予選会に臨まなければなりません。最終予選へ進むためにもいくつか条件があるようですが、多分それはクリア出来ているはず。

 前回SLC五輪の前にも最終予選で滑った彼は、五輪出場の条件を満たす結果を残しました。しかしスペインの連盟(+国内五輪組織委員会)の判断で、ソルトレイク・シティへは派遣されませんでした。

「参加するだけではだめ。出る限りそれなりの結果を残して欲しい」

 残酷だな、とは思います。
 練習環境も劣悪と聞きます。

 けれど、本気で五輪に出たいのであれば、自分で道を切り拓いて欲しい。他国のと比べ数段落ちる練習環境…。それはスペイン選手だけに言えることではないはず。ベルギー代表で今季初めて世界選手権でトップ10入りしたケビン・バンデルペレンはモスクワで10位に入り、五輪2枠獲得をしましたが、大会前ベルギー連盟からはこうプレッシャーをかけられていたそうです。

「モスクワで12位以内に入らなければ、五輪には派遣出来ない」

 前回SLC五輪でも、直前のヨーロッパ選手権で12位以内に…という条件を提示され結果は13位。そこでの演技内容が良かったせいか、ギリギリになってOKサインを貰いアメリカに渡ったそう。それを踏まえると、今回モスクワで12位以下であったとしても来季の調子次第では問題なく派遣されていると思います。しかしそれでもプレッシャーは大きかったことでしょう。

 アメリカ、ロシア、カナダ、フランスなど、スケートがマイナーな国から世界トップクラスに到達するには、様々な要素をクリアしていかなければならないと思います。その国の名前を背負うだけで得点に有利になるわけではないだけに大変なこと。けれど、きつい条件を出されたとしても、それに打ち勝って欲しい。甘くはないけれど、そうして「新しい国」のブランドを高めた選手も少なからずいる。諦めないで欲しい。

 モスクワから戻ったフレデリックも、まずはこの1年のストレス解放のため、まず「楽しむこと」を第一に、スタートを切ったそうです。昨年まで行われていたツアーがなくなり、いくつかショーに出演するカタチになったことで、体力的にも負担はかからないと本人も安堵している様子。

 選手それぞれ異なった目標があります。メダルを獲りたい、10位以内に入りたい。まずは国内で代表権を勝ち取りたい。五輪出場枠を取りたい。自国委員会からGOのサインを貰いたい。トリノまであと1年。みんな頑張って欲しい。この1年、選手達にとって「特別」なら、ファンも特別な気持ちを持って、応援していきます。
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