2006年01月19日 10:08
結局2位と3位をわけたものってプログラム構成だったような気がします。
最終グループは正直「消化不良」。
最終からひとつ前のグループのほうが、荒さはあるものの、盛り上がったような気がします。
フランスのマリリン・プラー&ヤニック・ボナーの健闘。
ドイツのエバ=マリア・フィッツェ&リコ・レックスの野心。
ともに100%の出来ではなかったものの、十分満足のいく内容でした。
仏ペアは今季女性が特に上達しました。仏一番手としての自覚も今季深まったんじゃないでしょうか。
コーチのステファン・ベルナディスが世界選手権で銅メダルをとったシーズンのFS使用曲の一部、映画「サハラ」からの曲を含む音楽を、力強く表現し、力強いスロージャプをみせ会場をわかしました。男性のソロジャンプに不安がありましたが、今日は根性がみえましたね。僕もスタオベこそしなかったものの、かなり心を揺さぶられる出来でした。五輪での滑りも楽しみです。
ドイツのフィッツェ&レックスは、同僚のハンドケ&ヴェンデとの五輪代表争いでかなりの緊張感だったと思いますが、こちらも意地でジャンプを降りました。2回目のスロージャンプ(3サルコウ)をおりた後のエヴァ=マリアのガッツポーズ。演技終了後には感極まって泣き出していた彼女。その後のハンドケ&ヴェンデはSBSの2アクセルで男女揃って転倒してしまう他大きく乱れ、涙をのみました。
最終グループの最初ペトロワ&ティホノフは、前日素晴らしいSPを滑っただけの期待がもたれましたが、この日のFSは特に終盤が調整不足。またはプログラムの構成に問題があったように思います。前半に大技が集まり、後半は失速。明るいメロディーが空虚に感じてしまうほど、密度の薄さが気になりました。SBSの3サルコウでダブルになるくらいのミスでしたが、全体に重かったです。
優勝のトトミアニナ組は今日も堅実。最初のSBS3サルコウで男性がダブルになるミスがあった以外は大きく乱れることなく、順当にタイトルを死守。
記者会見では「試合前は病気で不安だったが、どんな事情であれ欧州選には出場するつもりだった。今回ミスがあっても五輪に繋がると思う」というニュアンスでコメントしていました。
逆転で2位に入ったサブチェンコ&ゾルコヴィーも完璧な出来ではなかったものの、その凝ったプログラム、演出は異色。オリジナリティではナンバー1だったと思います。何よりも関心させられるのは女性の集中力。6分間のウォームアップではひたすらソロジャンプの調整に時間を割き、スローなどはぶっつけ本番でしたね。女性のエレガントさと男性のサポート力。決して身体的に恵まれているわけではないと思いますが、バランスのよさは際立っていますね。彼ら自身ここまでの結果は予想していなかったようで、得点・順位が出たときの喜びようは感動的でした。試合後もドイツのメディアに囲まれ、笑顔で質問に応じていた彼女です。おめでとう!
女子SPは男子の公式練習に行っていたためほとんどをスキップしてしまいましたが、スイスのサラ・マイアーが素晴らしい演技をしたようです。本人曰く、
「この大会ではトップ5に入れればいいなと思っていたので初日のこの順位にはびっくり。少し欲も出てきてしまいました」
とのこと。明日のFSも快調に滑ってもらいたいものです。
ではでは、また明日(か、明後日)。





コメント
のら | URL | 79D/WHSg
私が涙ぐんだのも、フランス組みとドイツのフィッツ組の二組。
なんか感情にうってえてくるものがありましたね。
彼らオリンピックにいけそうみたいですね。
よかったね。
リフトから転倒した彼女いたそうでしたね。
女子SPは上位者以外は、なんだかみていてもだらけてしまいました。
でも最後に出てきたジョージア?の16才でちょっと目が覚めたかな。
いきなり4位だし、ロシアの有名な黒の毛皮のでっかいおばちゃんコーチがついてましたよ。
今日も1日がんばってね!
( 2006年01月19日 17:06 [編集] )
エマ@ケータイ | URL | 79D/WHSg
HIROさん長丁場お疲れ様でした!
いいなぁ!
レポート見ちゃうとつくづくペア見たかったと思います。
アリョーナ達の出来が楽しみでチケットも旗も用意してあったのに(;_;)
やはり間に合わなかった…
グルジアちゃん(そりゃ国名)気に入りました!
まだJr.でもあるし今後が楽しみな選手の1人に決定です。
( 2006年01月23日 18:41 [編集] )
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