2007年10月29日 22:39
グランプリシリーズ第1戦「スケートアメリカ」が終りました。
2日目のペア、男子フリー、最終日のフリーダンス、女子FSについてはまだ書いていませんでしたが、日本勢は高橋大輔選手がFSでは2位だったもののSPの貯金を守りきって総合優勝。スケートアメリカは2回目の金メダル。アイスダンスは今季GSデビューのリード姉弟組が9位。最後の種目女子シングルは、前日のSPで2位と出遅れた安藤美姫選手がFSで1位を獲りましたが総合では一歩及ばず2位。昨年の優勝に続いて2年連続の金メダルとはなりませんでした。
彼女のシニアのGSデビューは2004−05シーズンのスケアメ。その大会ではSPで1位だったもののFSで崩れて総合3位。去年は優勝、そして今年は2位・・・と、スケアメのメダルは金銀銅と全て揃っちゃったんですね。ある意味「良かったね」かもしれない・・・(笑)
昨晩の女子FSですが、最終グループの選手はほとんど大きなミス(の連発)を出さなかったように思いましたが、プロトコルを見ると、あらまあ・・・。
ダウングレードの嵐だったみたいですね。
SPでは最も観客を沸かせたように見えた世界ジュニア優勝のキャロライン・ジャンは、SPでもFSでも果敢に3フリップ+3トウのコンビネーションに挑んできました。しかしSPでは最初のフリップがダブル判定。FSではフリップもトウループもダブルと判定され、本来9.50の基礎点があるこのコンビネーションがダウングレードの結果3.0の基礎点しか貰えませんでした。ジャンはこのコンビネーション以外にも3つのジャンプ要素でダウングレードになったほか、2つ入れた3ルッツが2つとも「正しいエッジで踏み切っていない」と判定され、GOEでも減点されるなど、今後ジャンプの改良に苦戦するような気がします。FSで1位をとった安藤選手も最初の3+2のコンビネーションがダブル・ダブル判定。2位のキミー・マイスナーも最初の3+3のセカンドジャンプがダウングレードされ、中盤の3ループもダブル判定になりました。
昨晩はPCでリアルタイム観戦していました。PCの画面でも明らかにわかる回転不足もあれば、プロトコル発表後に気づくダウングレードの多発(判定の厳しさ)に少し驚きました。それだけ技の実施に正確さと質の高さが求められるんでしょうね。
安藤美姫選手のカルメン。いいプログラムになるんじゃないか、と思いました。目線というか眼力にもっと強さを出せれば、彼女が今季の目標としている(らしい?!)セクシーさも自然に演じられるようになると思います。調子は良いように見えませんでしたが、その中でも大崩れすることなく4分間まもめたのは立派。次のNHK杯までまだ時間がありますから上手く調整して欲しいですね。
優勝のキミー・マイスナーのFSは、前日のSP「The Feeling Begins」に比べると、まだ滑り込みが足りないように見えました。SPもFSもスケートファンの間ではお馴染の曲ということで、この曲を見事に滑った他選手と比較されるリスクはあるものの、前日のSPはすごく良く構成されていたと思います。初戦を勝ったことで初のファイナル進出が近づいてきました。次のフランス大会では真央選手と対決。今後が楽しみです。
取り急ぎ女子のリヴューでした。
男子、ダンス、ペアのリヴューは後ほどUp出来たら、と思います。




