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スタビスキーも飲酒運転

2007年08月06日 22:43

 ・・・それだけじゃなく事故。
 その事故で死傷者まで出てしまうとは・・・。


Maxim Staviiski (& Albena Denkova) アイスダンスの世界チャンピオン(2006-07年と2連覇)、デンコワ&スタビスキー組(ブルガリア)の男性マキシム・スタビスキーが5日(日曜)夜、黒海の街SozopolとTsarevoを結ぶ道路を運転中、ハンドル操作を誤って反対車線に飛び出し対向車に衝突。この事故で対向車を運転していた24歳の男性が死亡し、同乗の女性は意識不明の重体。この衝突事故に巻き込まれ(と言うんでしょうか!?)た他2人も重傷を負ったとのこと。スタビスキーの血中アルコール度数は、リミットの0.5 promileをオーバーする1.2 promileだったようです。


>> ブルガリアのニュース配信社(novite)の記事へ


 ◇◇◇◇◇


 このブログのひとつ前のエントリーは、「織田信成選手が酒気帯びでミニバイクを運転したことに対する日本スケート連盟からの処分について」でした。織田選手の事件は7月末のこと。そして今度は世界チャンピオンが飲酒運転し、しかも死傷者を出す大事故を起こすとあって、ビックリを通り越してショックです。ホント・・・。


 そして、リンク上ではもちろん、オフアイスのパートナーでもあるアルベナ・デンコワが心配というか、加害者(容疑者)と関係のある人間へ向けることばじゃないのかもしれないけれど、それでも、気の毒で、可哀想で、本当に残念です。まだアマチュアに残るかプロ転向するか完全に決めていなかった状態だったと思いますが、パートナーがこれだけ大きな事故を起こしてしまっては、今後、滑ることさえ許されない状況に追い込まれるのかもしれません。


 そしてスケーターとしてのキャリアを心配する前に、一社会人としての責任が問われます。もしスタビスキーが有罪とジャッジされれば、禁固10年の刑が言い渡される可能性がある、とのこと。有名人ということでの情状酌量は・・・。そうあってはいけないと思うけれど、「ところ変れば・・・」とよく言いますから、その余地はひょっとしたら残されていたりするんでしょうか。どちらにせよ、報じられていることが事実であれば、スタビスキーの行為が原因で人がひとり死んだわけです。皮肉なのはスタビスキーがアンチ飲酒運転を訴えていたということ。デンコワと一緒にこんなキャンペーンに参加していたようです。


If you're drunk - get off the car, I want to get there alive
(酔ったら乗るな-私はまだ死にたくない)


 酔って運転した結果、命がひとつ消えました。
 犠牲となった方のご冥福をお祈ります。


※写真は2007年1月欧州選手権にて

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織田選手-5ヵ月間の国際試合出場停止

2007年08月03日 01:06

 どういった処分が下されるのか、ずっと気になっていました。
「ひょっとしたら、今季は絶望的か?」
 厳罰としてはそういう処分も有り得ると思っていましたが、
「グランプリシリーズと、今季前半の国内試合の出場停止が妥当か」
 と、相方と予測していました。
 この処分に対し「良かった」とか「ほっとした」という表現は使うべきではないのでしょうが、日本選手の活躍を願う一スケートファンとしては、利己的な思いもありました。「枠」のことですけどね。


 織田選手の今回の事件は、日本のスケートファン、スポーツファンの間にとどまらず、世界中のスケートファンの間でも論議されてきました。大手スケートボード「FSU」の織田選手の事件・処分に関するスレッドの閲覧数、コメント数からも関心の高さが伺えます。


* Nobunari Oda - apprehended for DUI
http://www.fsuniverse.net/forum/showthread.php?t=51617 
* Nobunari Oda - suspended from competitions for 5 months
http://www.fsuniverse.net/forum/showthread.php?t=51751


 「処分が厳しすぎる」という声が予想以上に多いことに驚きました。異なった法律・文化・社会秩序を持つ人たちが集うボードなだけに、その国を基準に考えると「たかが飲酒(酒気帯び)運転」ととらえられることもあるんでしょうね。猛省している織田選手を追い込むつもりはないんですが、事件の重大性に関してのみ自分の意見を語るなら、「安全運転を心がけている中での事故より性質は悪いのでは・・・」と思っています。


 そして、独特な社会風土があること。
 これも「厳しすぎる」と処分の決定に非難の声があがっている理由のひとつだと思いました。
 個人としての責任は当然とらなければいけない。それに加えて、その個人が所属する団体の責任という点で、日本と他の国のその”程度”には大きな違いがあるのではないでしょうか。チームスポーツの一選手が何か問題を起こしたときに、当該選手の処分に留まらずチーム全体が出場を辞退したり活動を自粛することは珍しくないような気がします。


 優秀な成績を残しメディアへの露出も増えれば、賞賛の声と同時に批判の声も聞かれるようになるでしょう。自分に全く非がないところでの批判の声には確固たる姿勢を貫けばいいだけだけれど、法を破るという決定的なミスを犯してしまっては、一個人としてだけではなく、有名人としての責任を問われて然るべきでしょう。スポーツの世界で活躍する人間であれば尚更、選手を志す少年少女たちへのお手本となることも期待されます。4回転ジャンプを跳んで欲しい。世界選でメダルを獲って欲しい。それに加えて(あるいは、スケーターとしての成績よりも)子供たちのロールモデルに・・・という要求しては酷か、と思わないわけではありません。けれど、これは避けては通れないもの。そして、もっと厳しい言い方をすれば、これは「一流選手で居続けるための最低条件」だ、とも思います。「5ヶ月間の国際試合の出場停止」を含む織田選手への連盟からの決して甘くはない処分は、スケート競技・選手の母体への評価に関わるもの、と言えるのではないでしょうか。


 全日本選手権への道が閉ざされなかったことは、語弊があるかもしれませんが、織田選手本人にとってはもちろん、彼を応援するファンの人たちにも「救い」だったことと思います。厳粛に受け止め、練習と学業に打ち込んで欲しいです。全日本での滑り、待ってますよ。


※参考記事とTB先へのリンクは以下↓

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