神懸り的なサラバンデ−欧州選ペアSP

2006年01月18日 08:14

ペトロワ&ティホノフ ペトロワ&ティホノフのSPの素晴らしかったことといったら…。
 久々に背筋がゾクゾクする演技に遭遇しました。

 ダンスCDは体調不良のため部屋で休んでいたんですが、ペアは楽しみにしていた組が多く、最初からしっかり見ました。首位に立ったトトミアニナ&マリニンの出来も素晴らしかったんですが、今日は何といってもペトロワとティホノフの円熟した演技。こんなに演技に入り込んでいるティホノフの表情は初めてみたような気がします。

 ヘンデルのサラバンデにのったSPは、もちろん完璧。
 要素を完璧にこなしただけじゃない何かが今日の演技にはありました。
 前半のSBSの3トウループの流れ。スローイングの3ループもどんぴしゃ。
 堅実な前半。繊細さをアピールする中盤。強いリズムにのった後半。
 ここまで違う表情を演出し、かといって印象が散漫にならない演技。圧巻でした。
 観客席からは彼らが1位だったんじゃないかの声も聞こえていました。
 点数が出たあとのブーイングもすごかったです。

 トトミアニナ組は前半こそ力強さを感じたものの、後半若干失速した感じ。
 堅実な演技でもちろん良かったんですよ。

 4位スタートのロシア3番手、オベルタス組も頑張りました。
 SBSの3トウで一瞬ひやっとしましたが(女性)、続くスロー3フリップを綺麗におりて流れに乗りました。先輩のベレズナヤ組が1999年シーズンにFSに使った曲で滑ったSPも、先輩の二番煎じにはならず、彼らの味が出ていると思います。演技後は男性が女性にキスをしていました。嬉しかったんでしょうね。

 今日のもうひとつのハイライトは、アリオナとロビン。
 6分間のウォームアップではSBSの3トウに苦労していた女性。
 2人揃ってだとタイミングがあわず、6分間最後の1分で、ようやく着氷出来た感じでした。
 決して調子は良いようには見えなかったんですが、彼ら、というより彼女の集中力と意地に大拍手です。
 スローの3サルコウもかなり危ない形で着氷しましたが、ひざでおさえた・・・という感じ。
 濃厚なメロディーではあるもののリズムは単調。
 下手なカップルな滑ると睡眠薬になってしまうほどリスキーだと思いますが、逆に覚醒させる強さがありますね。完璧ではないもののPBを叩き出し、FSに期待がもたれます。

 明日は女子SPとペアFS。長丁場。
 女子SPはさぼりながら観戦します。
 週末まで体力は温存しなきゃだし(笑)

 じゃ、また。

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