2007年11月23日 08:42
「世界一になられたのですねー!」
・・・な方とパリでお会いすることが出来ました。
伊藤みどりさんです。
佐野稔さんとともに現地でGS仏大会の解説をされていました。
実は今回の渡仏前、友人から
「フランス大会の解説は佐野稔&伊藤みどり」
と聞かされ、彼女が出した自伝を何よりも先にバッグに入れていました(笑)
日本人で初めて世界選手権を制したのはみどりさん。
1989年3月にパリで行われた試合で、トリプルアクセルを降り、技術点でジャッジ9人中5人から満点(6.0)を得るなど、会心の演技で世界の頂点にのぼり詰めました。彼女が日の丸を見上げ、君が代を聞いた会場で(ほぼ)毎年、グランプリシリーズのフランス大会が行われてきているわけですが、自分が初めて観戦に訪れたときには、やはりこう思いました。「ここで世界チャンピオンになったんだ・・・」って。
持参した彼女の本には無事、サインをいただきました。
実は「みどりちゃん in Paris」の報に涙した英国人の友人がいるんです。
多分、自分以上に「みどりマニア」で、「日本人ファンでも持っていないじゃ?」と思う、国内のローカルな試合の映像は当然のように保有している人。「たくさん好きなスケーターはいるけれど、ミドリ・イトーは特別中の特別」という友人もホントはパリに見に来る予定だったんですが、仕事の関係でキャンセルしなければいけませんでした。キャンセルした後に「みどりちゃんが来る」だもの、相当悔しがっていました。「サイン入りの写真を貰ってきて」とメールが入ってもねぇ・・・。本は持ってきても、写真は持ってきてないし。
で、結局どうしたか、なんですが、パリの観光マップにサインをいただきました。
試合翌日(月曜)の朝、みどりさんを含むテレビ朝日のスタッフの方々とチェックアウトの時間が偶然重なったようで、フロントの横ではみどりさん、日本のスタッフの方と「I字ポジションが出来るか出来ないか」を検証されていました。自分が会計を済ませている横で、スタッフの方を柔軟性を競う姿を見せられてはいてもたっても居られず、無意識に目の前にあったパリの観光地図を奪い、バッグからペンを引っ張り出し、蟹さん歩きで接近した・・・というわけでした。その証拠が上の写真。
どのくらいご無沙汰だったのかわかりませんが、パリへはホント「お久しぶり」だったようです。「世界選手権」とか「トリプルアクセル」とか、彼女にまつわるキーワードをあえて用いなくても自分が意味することはスムーズに伝わったみたいで、自分の「思い出の場所ですね」という問いかけにみどりさんは「ねーっ!」と一言。なんだかすごく嬉しかったです。
パリでの金メダルから18年。
シーズン的にはそれからもう19シーズンですか。
パリで優勝を決めた翌日、高校入試の合格発表の日だったんですよ。
朝刊で「みどり優勝」の見出しを見て歓声をあげる息子の横で父は、「人の優勝を喜んでる場合か」と神経質にこめかみをピクつかせていました。あ、合格しましたよ、なんとかギリギリ。
見たことがある方ばかりだと思うけれど、18年前のみどりさんです。
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